肝・胆・膵外科
紹介
肝臓や胆道系(胆嚢や胆管)、膵臓に関わる疾患について診療(診断+治療)を行います。
常勤の消化器外科医が2名、消化器内科医が2名、入院診療に携わっています。
肝胆膵に関する検診での異常を指摘された場合や、腹痛や黄疸などの症状がある場合は、気軽に受診してください。
食事のたびに右側腹部の痛みや、違和感が続く場合、'慢性胃炎や十二指腸潰瘍'などの可能性も多いですが、胆石や総胆管結石などの外科的処置が必要である疾患であったり、黄疸などがある場合はがんなどの重篤な疾患がひそんでいる可能性があります。
当院では内視鏡検査やCT・MRI検査などを速やかに行うことができるため、早期診断、早期治療が可能となります。
患者さんに適切な診療を行うために大切なこととして、以下を心がけています
- どのような病気なのかをわかりやすく説明します
- 全身の状態に合わせた治療の方法を提示します
- 専門性のある医師が治療終了まで関わります
対象疾患
肝臓がん、肝臓腫瘍(血管腫) など
胆嚢がん、胆嚢結石症、総胆管結石症、胆管がん など
膵臓がん、膵臓腫瘍(嚢胞性腫瘍)、慢性膵炎 など
胆石、胆嚢炎の治療について
- 急性胆管炎・胆嚢炎診療ガイドラインに基づいた診断・治療を行います
- 手術療法が適応となる患者さんには、全身の状態に応じて積極的に腹腔鏡下手術(日帰り・短期滞在手術センター)を行います
- 手術療法が適応とならない患者さんには、抗生剤などを用いた治療を行います
胆石による胆嚢炎や総胆管結石は症状も強く、重篤化してから治療すると生命にかかわる可能性もあります。
早期に診断と治療を行うことで、治癒することができる病気となっております。
胆嚢結石症
腹腔鏡下胆嚢摘出術 手術時間 約30分 出血量少量 術後在院日数 3日
摘出された胆嚢と胆石
腹腔鏡下胆嚢摘出術後のきず