胃・食道科
紹介
胃や食道に関わる疾患について診療(診断+治療)を行います。
常勤の消化器外科医が2名、消化器内科医が2名、入院診療に携わっています。
おなかの痛みや胸やけ、また日常的な食事に関わる不安・心配なことがありましたら、気軽に受診してください。
食事の後の嘔吐や腹痛を認めた場合、多くはいわゆる'逆流性食道炎や胃炎'などいわゆる良性疾患による可能性が高いですが、胃がん・食道がんやそのほか重篤な疾患がひそんでいる可能性があります。
当院では上部(食道・胃・十二指腸)内視鏡検査やCT・MRI検査などを速やかに行うことができるため、早期診断、早期治療が可能となります。
患者さんに適切な診療を行うために大切なこととして、以下を心がけています
- どのような病気なのかをわかりやすく説明します
- 全身の状態に合わせた治療の方法を提示します
- 専門性のある医師が治療終了まで関わります
対象疾患
胃がん、胃潰瘍、胃炎(ピロリ菌関連胃炎)、胃ポリープ など
食道がん、食道裂孔ヘルニア、逆流性食道炎、食道アカラシア など
胃がん治療について
- 胃癌治療ガイドラインに基づいた診断・治療を行います
- 手術療法が適応となる患者さんには、全身の状態に応じて積極的に腹腔鏡下手術を行います
- 手術療法が適応とならない患者さんには、全身の状態に応じて、抗がん剤治療や緩和医療を行っていきます
がんの治療は個々の進み具合(ステージ)によって様々な選択肢があります。医療の進歩により胃がんも決して治らない病気ではなくなっています。
専門性が高く難しい内容も多い分野ですが、経験豊富な医師がわかりやすく説明していきます。
胃がん
開腹胃全摘術 手術時間 約2時間 出血量50ml 術後在院日数 12日
内視鏡画像
切除された標本